南郷高校ブログ

2021年12月の記事一覧

NEW 3学年「大崎耕土世界農業遺産校外学習」

 12月10日(金),栗原市若柳地区において,3学年大崎耕土世界農業遺産校外学習を実施いたしました。

場所は,栗原市産業遺産に登録されている「若柳地織」とラムサール条約に登録されている「伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター」で,そこで,宮城県の産業と文化,伝統工芸,自然環境保全等について貴重な体験と学習をしてきました。

帰りには,宮城県の食文化に欠かせない餅(いなり餅)の試食しながら帰ってきました。

 

 

 

 

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NEW 新生徒会認証式・みやぎ防災リーダー認定証授与式・冬季休業前全校集会

  12月23日木曜日 新生徒会認証式・みやぎ防災リーダー認定証授与式・冬期休業前全校集会がありました。

 南郷高校の生徒会の歴史を引き継いだのは1年生3名,2年生7名の計10名です。「コロナウィルス感染に負けない 生徒全員が活躍できるような行事を創っていきたい」,そう話したのは生徒会長と議長の2年生。南郷高校のためにという熱い気持ちをもつ10名の精鋭達を中心に新たな歴史を創っていきます。

 続いて,「みやぎ防災リーダー認定証」の授与が行われました。本校では2年生2名が認定を受けました。防災について広く学び学校や地域と連携をはかる一員として活躍します。応援よろしくお願いします。

 冬季休業前全校集会では校長先生より,南郷高校の歴史や大崎耕土世界遺産への関わりについてお話をいただきました。一人ひとりが活躍するために,自分に何が出来るかを考える時間をもっていきましょう。

  

 

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NEW なんすた!

 12月16日木曜日6校時に全校LHR「なんすた」を行いました。

 「なんすた」とは,生徒主体でいろいろな活動を行い南郷高校を盛り上げよう,南郷から始めよう「南郷スタート」と名前がついてはじまりました。現在は年に1~2回ほど,生徒会が主体となって運営し実施しています。

 今年度は昨年度に引き続き「令和3年を振り返る」をテーマに行いました。

 始めに令和3年南郷高校の出来事を編集したムービーを見て,行事や様々な活動を振り返りました。今年は感染の予防対策を行い以前に近い状況で様々な行事を行うことができました。皆の笑顔がまぶしかったです。続いて令和3年の南郷高校の出来事に関するクイズを行いました。今年赴任した先生の名前や90周年記念式典で講話いただい高橋礼華さんのお話の内容など,約10問のクイズです。果たして全問正解者はいたのでしょうか。

続いて,京都清水寺で発表された「今年の漢字」にちなみ,自分にとっての令和3年を漢字1文字で表現しました。「忙」,「金」,「愛」など様々な回答がありました。

最後に,令和3年の最後を締めくくり,令和4年も頑張っていこうという意味を込めて軽音楽部より演奏をいただきました。生徒だけでなく小室先生や校長先生もステージを盛り上げてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

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NEW 2学年 修学旅行

 12月7日(火)から12月10日(金)まで3泊4日の日程で2学年生徒は北海道の函館方面に修学旅行に行きました。

 1日目は,東北新幹線と北海道新幹線を乗り継ぎ,青函トンネルを経由して,北海道大野農業高等学校で学校間交流を行いました。内容は,北海道大野農業高等学校で見学や本校で今年度取り組んだ「世界農業遺産県外視察発表」及び「農業クラブ活動紹介」です。その後,生徒たちは函館山に移動して世界三大夜景の1つである函館山山頂からの函館夜景を観賞しました。

 2日目は,トラピスチヌ修道院見学,函館元町界隈の散策,そして五稜郭公園で箱館奉行所や五稜郭タワーを見学しました。

 3日目は,函館市内の自主研修を実施しました。生徒たちは,それぞれ計画を立てて充実した1日を過ごしました。

 4日目は,函館朝市駅二市場や金森赤レンガ倉庫で散策をしながら,買い物などを楽しみました。

 生徒たちは、有意義な時間を過ごし,多くのことを学べた今回の修学旅行でした。

 

         

 

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NEW 1学年「大崎耕土(水管理)学習」

 12月9日(木)1学年は,世界農業遺産支援プロジェクトの一環で大崎耕土の「水管理」について学ぶため,「鳴子ダム」と岩出山の「内川」を訪れました。

 江合川につくられた「鳴子ダム」は,東北で初めてのアーチダム。そして日本で初めて,日本人だけの手によって造られたダムで,2016年に選奨土木遺産に認定されました。鳴子ダムは,洪水調節やかんがい用水など多くの役割を担い,その水は,大崎耕土を潤しています。鳴子ダムや河川の管理の様子,実際の放流の様子を見学することができました。

  鳴子ダム同様,江合川を水源とし,再び江合川へと環流する「内川」は,約400年前(1591年)に,仙台藩初代藩主・伊達政宗公によって作られた人工河川で,世界かんがい遺産にも登録されています。当時の岩出山にはお城があったため,城を守る役割と農業に必要な水を管理することが目的でした。現在では,農業用水路としての役割のみならず,地域の景観を守り,地域住民の憩いの場として貴重な役割を果たしているそうです。私たちも,内川の遊歩道を歩きながら,美しい景観を眺めてきました。また,近くの国指定史跡・名勝「旧有備館および庭園」にも訪れ,江戸時代の歴史的な学問所も見学しました。

 大崎耕土や地域の歴史について学び,昔の人の知恵が詰まった伝統的な水の管理システムが,南郷高校の田んぼなどを潤していることが分かりました。

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