学校長あいさつ

宮城県南郷高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は、昭和6年旧南郷町の篤志家、野田眞一翁の浄財によって「中堅農民の育成と将来の農民振興に図る」を目的に、宮城県遠田郡南郷村立国民高等学校と称した独立の農業補習学校として設立された特色ある学校です。このことから現在に至るまで、地域に愛され、校訓である「礼譲和協」の良き伝統を守りながら、心豊かな人間性と地域に貢献できる人材の育成に力を注いで参りました。

 卒業生は1万人を超え、美里町の地域社会のみならず宮城県内外の各地で活躍し、令和3年には創立90周年を迎える歴史と伝統を有する学校でもあります。

 本校の校訓は先のも触れましたが「礼譲和協」で、は以下のような意味がそれぞれ一つひとつの文字に込められています。

    礼: 高い規範意識をもち礼儀作法を重んじ、敬意をもって接する人となる。

    譲: 相手の立場に立って、物事を考え行動する人となる。

    和: 友情を育み、健全な人間関係を築く人となる。

    協: 仲間を助け支え合うことで、自らを高めていく人となる。

 高い徳をもった有用な人材育成を学校の根幹に据える本校にふさわしく、校地内の一角には二宮尊徳像が、現在の生徒たちの学びを静かに、そして優しく見守っています。

 

 現在、学校として以下の4つを学校経営方針として掲げ、日々の教育活動に当たっています。

 

    志教育の推進         特色と魅力ある学校 

    いのちを大切にする学校    地域とつながる学校

 

 今、南郷高校は先輩たちが培ってきた歴史と伝統を次の世代に伝えるため、そして、創立90周年に向けて「とどけよう! 花と笑顔と 南郷魂」として地域の期待の応えられるよう生徒とともに、教職員一丸となって日々励んでいるところです。

 

 令和2年2月より新型コロナウイルス感染症の感染拡大が広がり、4月15日現在で国内感染者は1万人に迫り、死者も200人に到達しそうな勢いで、関東を中心に感染拡大が進んでおります。宮城県においては、65人が感染確認されており、公立高校は5月6日まで臨時休業となっております。このようなことから、毎年行っている「春苗の校内販売」について、感染拡大防止のため中止を決断しました。本校の苗を楽しみにしていた地域の方々には大変申し訳ありません。生徒のいのち、地域の方々のいのちを守るための判断です。今後、何らかの方法で、本校の苗を地域の方々に提供しようと検討しているところであります。

 

 終わりに、「とどけよう! 花と笑顔と 南郷魂」これからの南郷高校の取り組みに、これまで以上のご理解と、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

令和2年4月吉日  宮城県南郷高等学校長  匹 田 哲 弥