学校長挨拶

学校長挨拶

 

 宮城県南郷高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。


 本校は、約9ヘクタールの広大な敷地内の中に、創立から年輪を重ねた様々な大樹が、四季に応じて美しく変化する自然豊かな学校であり、今年95年目を迎えた歴史と伝統ある学校でもあります。
 その始まりは昭和6年、旧南郷町の篤志家、野田眞一翁の浄財によって「中堅農民の育成と将来の農村振興を図る」ことを目的に、「宮城県遠田郡南郷村立国民高等学校」と称し設立された特色ある学校です。創立から現在に至るまで、地域に愛され、校訓である「礼譲和協」の良き伝統を守りながら、心豊かな人間性と地域に貢献できる人材の育成に力を注いで参りました。卒業生は1万人を超え、美里町の地域社会のみならず宮城県内外の各地で活躍しております。


 本校の校訓は「礼譲和協」、以下のような意味が一つ一つの文字に込められています。
礼: 高い規範意識をもち礼儀作法を重んじ、敬意をもって接する人となる。
譲: 相手の立場に立って、物事を考え行動する人となる。
和: 友情を育み、健全な人間関係を築く人となる。
協: 仲間を助け支え合うことで、自らを高めていく人となる。


 校訓にふさわしい地域社会に貢献できる人材の育成を目指し、地域ボランティア活動に力を注ぎ、フラワーサービスプロジェクトと「大崎耕土」世界農業遺産支援プロジェクトを両輪に、生徒会と農業クラブの有志から集まる支援チームと、全校生徒が参加する総合的な探究の時間やロングホームルームを活用した学習を展開し、生徒、教職員が一丸となり、楽しみながら日々の教育活動に励んでおります。

 

 令和7年度は「 一歩前へ 南郷高(われら)の挑戦 未来へつなぐ 」をテーマに、活動しています。活動の様子はホームページのブログを中心に紹介しておりますので、是非、ご覧いただくとともに、今後とも本校の教育活動にご理解とご支援をいただきますようお願いいたします。

 


令和7年4月 

  宮城県南郷高等学校 校長 都 築 美 幸