南郷高校ブログ

2021年1月の記事一覧

統合校は「食」をテーマに専門的な学びの展開を目指します!

 1月23日(土)、 南郷高校 松山高校 鹿島台商業の三校統合説明会が大崎合同庁舎にて開催されました。

 大崎地区が県の「食」の中核であることや、世界農業遺産に認定されたことなどを背景に、「食」を中心とした多様な学びを展開する学校として、商業2クラス、家庭・農業は各1クラスの3学科4クラス、1学年定員160人とし一括募集します。1年次には全員が食に関する共通科目を履修し、2年次より専門学科を選択する内容となっています。

 開校までのスケジュールとして、年度内に基本構想を確定し、次年度以降準備委員会、開設準備委員会を立ち上げ具体的な内容を協議しながら開校を目指します。

 今後詳しい内容については決定次第お知らせいたします。

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南郷高等学校保健委員会

 1月20日(水)5校時に南郷高等学校保健委員会を開催致しました。令和2年度の事業報告や健康診断の結果、学校環境等について話し合われました。その中で出席いただいた校医よりコロナ感染が広がる中で防止対策を徹底していくというご指摘がありました。マスクはウレタンよりできれば不織布マスクを着用する。ウレタンならば毎日洗濯をして使うということ。歯磨きを徹底して粘膜を強くすること。また教室の二酸化酸素濃度が上がっているので換気をきちんとすること。等の指摘を受けました。今後も感染対策をしながら、環境を整え健康管理に取り組んでいきたいと思います。

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学校あげて「学習発表会」を実施!

 1月21日(木)に産業技術が実施している農業学習の発表会を,今年はスケールを拡大して全校生徒が参加して実施しました。草花・野菜・作物の3部門で6月から取り組んできた学習内容について体育館で発表しました。更に、今年は新しいボランティア活動である「世界農業遺産」大崎耕土を舞台とした花壇植栽、鳥獣被害から農産物を保護するための防護柵の設置,そして、先日行った除雪のボランティア活動の内容を発表しました。当日は東北大学農学部非常勤講師の佐々木寿先生や、地元美里町「有限会社とんたろう」代表取締役鈴木龍一様を来賓としてお招きし,指導講評をいただきました。「地域に密着したとても感銘を受ける活動です。これからも継続して取り組んで下さい。」と激励の言葉をいただきました。発表した生徒達は,3年間農業学習に取り組んできた感想や学んだことを,思う存分に全校生徒の前で発表することができ,とても充実した発表会となりました。発表で紹介した内容については、次年度も後輩たちが引き継いでより一層発展させていき,地域のために貢献できるよう取り組んでいきます。

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令和2年度 第4回地域貢献支援活動「大崎耕土」世界遺産支援プロジェクト

 南郷高校では,昨年6月から「大崎耕土世界農業遺産支援プロジェクト」を実施しています。今回は冬期休業中の1月6日(水)に第4回目として大崎市鳴子温泉字南原のグループホームふかふかはうすで除雪支援作業を実施しました。当地へは,昨年6月に訪問し中庭の花壇へ草花を植栽しています。年末年始の大寒波で降った雪が建物の屋根や窓の外側にも積もり続け,部屋の中が真っ暗な状態になっていました。そこで,本校農業クラブ役員5名と引率教員4名の合計で9名が除雪支援作業を実施してきました。当日は,午前10時30分から約2時間スコップを片手に必死で窓の屋根の上に積もった雪や窓の外の雪を取り除いていきました。参加した生徒は日頃,雪遊びや除雪の経験がほとんどありませんでしたが,楽しみながら作業をすることができました。本校も同じ大崎地区とはいえ東部・西部地区で,積雪量の違いに驚かされました。今回の除雪支援作業は,ただ単に「雪かき作業」ではなく,山手に降り積もる雪が,春先には雪解け水となり、大崎耕土を潤し,農作物栽培には欠かせない貴重な水資源になることを学習する目的の一つでもありました。施設長の深澤文雅さんからは,「高校生の皆さんのおかげで,窓から外の光が入るようになり,部屋の中が明るくなりました。皆さんの協力に本当に感謝します。ありがとうございました。」と感謝の言葉をいただくことができました。引き続きボランティア活動を継続していきたいと考えています。

 

 

 

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