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令和3年度南郷高校ブログ

防災・避難訓練

 6月24日(木)本校において,全校生徒および教職員を対象とした防災・避難訓練が実施されました。

 内容は,通常の授業中に震度7クラスの直下型地震が発生し,北校舎一階の調理室から出火した想定のもと全教職員が役割を確認し生徒の安全に留意して避難場所に避難・誘導することです。

 その後,避難場所に避難した生徒たちは,教頭先生の講評を聞き次回の防災避難に反映させるために今回の防災・避難訓練の感想と自分自身が気づいた改善点をアンケート用紙に記入して終了しました。

 

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SDGsマルシェ2021

 6月27日(日)尚絅学院大学主催の「SDGsマルシェ2021」に参加しました。本校の展示案内のテーマは『大崎耕土「世界農業遺産」支援プロジェクト』です。世界農業遺産や大崎耕土,本校の支援活動の紹介をしました。ジオラマや活動紹介のポスターを通して,多くの皆様に大崎耕土や本校の活動を知ってもらう機会となりました。また,私たちも大崎耕土の理解を深めることができました。

 今回の展示発表には,県内の高校や他団体など多くが参加していました。森林やゴミ,エコなどSDGsに関する紹介,SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の研究発表などを見学することもできました。

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メダカのあかちゃん展示中

研修会でいただいてきたメダカのあかちゃんを図書室前に展示しています。

最初はよく見ないとわからない大きさだったメダカですが、ここ数日ですくすく成長して存在感が出てきました。

どうぞ図書室にお立ち寄りの際はのぞいてみてください。

 

       

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大崎耕土支援プロジェクト「鳴瀬川流域調査①下流域」(令和3年6月9日)

 産業技術科3年野菜選択生(8名)では、昨年から学校全体で始めた大崎耕土支援プロジェクトの一環として、学校の脇を流れる鳴瀬川の流域調査を3回に分けて行うことにしました。

 1回目の今回は、下流域調査ということで、生徒8名、教員2名が自転車で、校長先生と養護教諭がサポート車両として協力していただき調査を行いました。学校をスタートし、鳴瀬川と吉田川の河口にある野蒜築港跡を目指します。

 スタートしてすぐの鳴瀬川堤防は、一昨年の洪水の影響から、かさ上げ工事したて堤防の砂利道を1kmほど走りました。その後、堤防の側道を進み、途中から「背割堤」と呼ばれる堤防を走りました。かつて鳴瀬川と吉田川の合流地点では、大雨により氾濫が起きると、川床の低い吉田川に鳴瀬川の水が逆流し、度々洪水を起こしていたそうです。この洪水を避けるため、両河川が合流しないように築いたのが「背割堤」です。私たちは左に鳴瀬川、右に吉田川を見ながら「背割堤」を走りました。両河川の周辺には広大な水田や畑が広がり、治水によって農地が守られていることを学びました。

 南東の心地よい風を受けながら、予定どおり野蒜築港跡に到着しました。野蒜築港は、明治の殖産興業の一環として計画された一大土木事業(明治三大築港)の一つで、野蒜に国際港を造る計画でしたが、工事中に台風の被害にあい幻となりました。計画通り野蒜に国際港が出来たら、横浜や神戸のようになっていて、南郷も別な町になっていたかも・・などと思いながら帰途につきました。

 野蒜付近は大崎耕土ではありませんが、野蒜には北上運河や東名運河が入り込み、大崎耕土はもとより東北で生産された米を集約し、全国に運ぼうとした、かつての壮大な計画を知る時間となりました。「大崎耕土」は世界農業遺産に認定されましたが、その土木技術や夢は大崎の東、石巻や松島まで繋がっていることを学びました。

    

            背割堤(左:吉田川、右:鳴瀬川)             野蒜築港時代のレンガ橋脚跡

 

   無事到着。後ろは太平洋です

 

 

   

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