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漆文化を学び、作品をつくろう

9月9日(木)5・6校時、3学年生徒は、漆塗り(漆器)について学び、体験をしました。本校が進める世界農業遺産支援プロジェクトの「地域文化を学ぶ」というテーマにおいて実施されたものです。講師は佐藤漆工房ギャラリー漆木舎の佐藤建夫さん。

作品作りでは、生徒一人一人がデザインした図柄を、漆を使って乾漆皿に描き、漆が乾いた後に金粉をのせます。すると、世界にたった一つの漆作品の出来上がりです。和菓子をのせるイメージを持って、図柄を考えたという生徒もおり、実用の場面を想像しながら描く楽しみもあったようです。

 

漆が乾くまでの時間は、漆についてのお話しを伺いました。「漆を乾燥させるためには湿度が必要」という漆の特性について、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。地域に根ざす漆文化から、大崎耕土を見つめる貴重な機会となりました。